絶倫少年(仮)・幕間2


「ん~~~~っ、もう、そろそろ用済みかしらね」
彼女の下には、ひからびかかった初老の男が横たわっている。
それでも、彼の腰のものは……そこだけは天を仰いでいる……様だった。
もちろん、彼女の膣内に収まり、
それを外部から伺い知ることは出来ないのだが。
「それに、あの男も……消滅しちゃうなんて」
彼女……サキュバスであるリリスにも、悪魔の破滅は伝わっていた。
それもそのはず。
この町で、人の目を避けて自分の獲物を見つけなければならない二人は……
いわば共闘関係にあった。
悪魔の欲する、もろさのある……熱愛のカップルをリリスが見つけ、
パートナーとの間に問題があって性欲を消化できない男を、悪魔が見つけ、
互いに交換しあう。
そんな持ちつ持たれつの関係が続いていた。
それを終わらせたのは……結局ファナを見いだした悪魔だった。
彼と別れたリリスは……獲物を自分で見つけることを強いられた。
結果的に、男の精が枯れるまで吸い尽くし、
そして次の男を必死に探す……そんなことを繰り返していた。
今の獲物……国王も、本当に困り果てた末に偶然見つけた極上の獲物だったのだ。
「せめて、あんたの今際は利用させてもらうよ」
悪魔のパートナーを取り上げ、悪魔以上に満足させ、悪魔のプライドを粉々に砕いた少年。
しかし、人間である以上……自分の敵ではない。
そして、それだけの精力の、性的魅力の持ち主ならば……
自分の獲物として、これ以上ない逸材であろう。
そうすれば、しばらく……獲物探しに困ることはない。
「あなたとも、今夜で最後ね。国王ファブリス」
腰をゆっくり持ち上げると、ちゅぽっ、と音を立て、
精を吸い尽くされた陰茎が疲れたように横たわる。
「長らく失踪したのだから……戻って、周囲の人を安心させてあげなさいな」
そう言い残して……
「んふふ……ごちそうさま」
まだ乾ききらない股間の割れ目をそっとなぞる。
すると……まるで下の唇が、その体液をすすり上げるように、
股間の汚れを綺麗にしてしまう。
そこに、レオタードをまとい。
「それでは……その少年を捜すことにしましょうか」
手がかりはそれなりにある。
困ることはないだろう。
軽い足取りで……彼女は街へと飛び出した。

「ユリア、ファナ……食事だよ」
二人がイキ疲れて、ようやく解放された隙に、ヒューイは手早く食事の支度をする。
というか、住み着いた女の子が二人になって、
自分自身、食事をする隙が無くなってしまった。
だから……不本意ながら、彼女たちを少し乱暴に犯し、
追い詰めて疲れさせないと食事にありつけない。
「(僕……何やってるんだろう……)」
本当は好きな人は他にいるのに。
本当は抱き合いたい人が他にいるのに。
でも、彼にはそんな余裕がなかった。
「ん、んん……ヒューイ、もっと……」
「ほら、ユリア、食事だよ。体力がないとエッチも出来ないでしょ?」
ヒューイはもう、この現状を受け入れつつあった。
しかし、
「ん~、ヒューイ。あたし、おちんちん食べたい」
「く、喰わないでくれ!」
食事をスプーンにすくい、食べさせようとする。
しかし、ユリアは嫌々をするので……仕方なくそれを口に含み、
強引にユリアの唇を奪う。
ユリアは好物にありついたかのように、舌をヒューイの口腔内に差し入れ、
蹂躙するようにしながら、その食事を口に移していく。
いや……結果的に口に入っちゃっただけなのだろう。
「んちゅっ……ふぅ、ヒューイ積極的」
「だって、こうしないと……んんっ……」
不意に下半身にうずきが走る。
見ると……
「あーーーーっ! ファナ、ずるいっ! 自分だけおちんちん食べて!」
「らって、おいひいんらもの、ここ……んちゅっ」
ファナは自分の技術を尽くして、ヒューイの亀頭を責め立てる。
「え、ああ……ダメだって、ファナ……でちゃうからっ!」
「あーん、あたしもするぅ」
「ふふっ、今はわらしだけ……さっき、さんざんふぃたれしょ?」
裏筋をつつつ……と舐め上げられると、
「うっ……うああああっ!!」
ファナの顔に、激しく射精する。
「あんっ!」
その精液は激しくファナの顔をたたき、
跳ねた精液が食事の皿にかかる。
「あ、ヒューイの精液……んっ、もぐっ、んちゅっ……美味しいっω」
ふてくされていたユリアが、さっきは見向きもしなかった食事の皿にしゃぶり付く。
「あん、私も食べますっ」
顔に付いた精液を一通り舐めとり……自分の分の食事を取り返そうとする。
いや……おそらく精液を。
「あんたは、ヒューイのおちんちんと、熱いスープを飲んだでしょうっ」
「デザートも欲しいですっ」
「あん、もう!」
「……あのね、二人とも」
二人は、精液のドレッシングがかかった料理を奪い合うように食べる。
食事のトッピングに、精液が採用されるのも、おそらく時間の問題であった。

(続く)
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