絶倫少年(仮)・幕間3


「リアンナ様!」
王妃が一番の信頼を置く女騎士、ビアンカが彼女の私室に駆け込んできた。
「何事か、ビアンカ?」
「はっ……国王が、リドルク国王が見つかりました!」
「まこと……か?」
あまり感慨無く彼女は答えた。
王妃と国王の関係が冷めていた……訳ではない。
しかし、彼女はすでにある噂を聞いていた。

「リドルク……?」
お付きの者を従え、リドルクは王座に就いていた。
しかし……
「……」
予想はしていたが、そこにいるのは……すでに人間の形をした抜け殻であった。
「やはり……そうか……」
「国内の、あらゆる名医を呼びつけているところですが、主従医の見立てでは……」
「回復の見込みは……無い、と?」
「……畏れながら」
それもそうだろう。
見たところ、噂通り……サキュバスに、精魂抜かれてしまった後なのだ。
もう、人として……最低限の能力を持っているかどうか。
まして、国政を……その重責を担うなどとても出来はしまい。
「ただ、妙な噂を耳にしまして……」
「妙な……噂?」
サキュバスに誘惑された……以上の妙な噂があるというのだろうか?
「なんだ、話してみよ?」
「はっ……」
ビアンカは、リアンナにその……その噂を説明した。

「さて、今日も……風呂にするか」
性欲以外の本能を拒否した彼女たちの、身の回りの世話は至難を極めたが、
その中でも、風呂は比較的楽な作業だった。
何しろ、トイレは彼女たちのわずかな兆候を見逃さない神経を要したし、
食事は精液(ザーメン)ドレッシングのテクニックを発見するまでは苦労の連続、
さらに、調理中にも襲われるので怪我させないかひやひやであったし、
それらに比べれば……風呂は自分が移動すればみんな付いてくる。
服もデフォルトでみんな裸。
だから、入るまでは楽だった。
浴室に入るまでは。

「……暑い……」
リリスが増えて、風呂に入る人間が四人……かなり押し競(くら)饅頭(まんじゅう)状態になる。
けっして浴室は広くないので、一人は浴槽に入っていて欲しいのだが……
「ねえ、ヒューイ……しゃぶらせて?」
「ヒューイ、おっぱい、おっぱいω」
「あふっ……背中、流してあげる……」
三人とも、ヒューイに身体を密着させようとするので、そうもいかない。
引きはがすのも面倒なので……暑いのを我慢して。
石けんを手に取り……彼女たちに塗りたくる。
「あんっ……ヒューイ、気持ちいいっ……」
「そこ、だめ……感じ過ぎちゃう」
「もっと、こっちも……中も洗ってω」
「だから、中は自浄作用があるって言ってるだろ、リリス……」
そうすれば、放っておいても彼女たちがもみくちゃにするのでヒューイは勝手に綺麗になる。
そこで、湯で泡を流し……
「さて、どうやって入ろうか……」
前後にユリア、ファナを従えて入るまでは何とかなったのだが……
三人で入るのは……
「リリスは、小柄だから、ちょっと待て、な?」
「えーっ!? やだ、一緒に入るっ」
だだをこねるリリスを強引に引きはがし、まずユリアに入らせる。
「あん……早く来て、ヒューイっ」
その前にヒューイが入り、上にファナを呼ぶ。
「ほら……ファナ、来いよ」
「うん……ω」
湯につかり、ゆっくり……ヒューイの上に腰を沈めてくる。
湯に、ファナの愛液は少し流れてしまうが、それでもヒューイのものを柔らかく受け入れる。
「あん……ああ、ヒューイッ……」
ヒューイは手を後ろに入れて、
「はふっ、ああ……クリちゃん、そんな撫でないで、直ぐイッちゃうよぉ……」
「ねー、リリスはぁっ!?」
外ですねるリリス。
「しょうがないなぁ……ほら」
空いた手で、リリスを呼ぶ。

我ながら、三人を同時に相手するのは無理があると思う。
でも、みんな譲らないから……
「もう、次はアタシに入れてよ……」
浴槽の縁に脚をかけ、ファナをまたぎ、ヒューイの眼前でご開帳する。
そのままヒューイは顔をつけ、舌を、その小さな膣口に差し入れる。
「あんっ……ふぁ、お口くらいで、満足しないんだから……あああああっ!!」
口でそういいながら、早くも太ももが震えて、浴槽の縁からずり落ちそうになる。
「ちゅむ、くちゅっ……可愛いよ、リリス」
「あんっ……んふぅ、ちゅむっ……ファナ……」
「リリスぅっ……私、もう、イッちゃいそう……あっ、ああああああああっ!!」
リリスの舌技を受けながら、ファナは数回抽送しただけでイッてしまった。

「んふ、じゃあ……交代ω」
正体を失ってるファナを今度は下にして、
「あたしが舐められる役?」
「そうよ、ユリア。だって次入れるの、あたしだもん」
僕の上にリリスが座り、ユリアは股間を開帳する。
「あたしはゆっくり愉しむから」
「どうかしら……? ヒューイ、思いっきりせめてあげて」
「……しょうがないなぁ」
でも、リリスに合わせてたらのぼせてしまうので、少し意地悪して。
後ろで伸びてるファナは身体を軽く摩擦するだけにして、
ユリアには舌を差し入れて。
「あふっ、もっと、クリトリス……舐めて?」
「ああ……」
そして、余った両手とペニスを総動員して……
リリスをいじめ抜く。
「あんっ! アタシの時だけ……なんか激しくない?」
「じゃあ、手抜きしようか?」
「ううん、してω ……んぐっ」
生意気言う口をユリアがふさぐ。
「ふふふーん、のぼせちゃいなさい、リリスω」
じゅぱーーーーーーーーっ、と激しい音の聞こえるバキュームキス。
「んあっ、ず、ずるいっ……んあぁっ……」
呼吸が制限されて、さすがのリリスも苦しそう。
でも、容赦なく、リリスの乳首をつねり、
クリトリスを剥き、
そして激しく上下に抽送する。
じゅぷん、じゅぷん……
「あふ、ああっ、だめ、もっと……愉しむの……ああっ、だめ、精液……欲しいのにっ!!
 あああああああああああっ!!」
ユリアの協力もあって、リリスも直ぐに落ちてしまった。

「次は、あたしね」
リリスを下ろし、素早く僕の上に腰を落とす。
「んっ……二人はすんだんだから、ゆっくりしよ?」
ユリアはリリスを抱え上げ、どうやら淫裂を舐めているようだった。
僕の方にはリリスの惚けた顔が来て……その舌に、舌を重ねる。
「あのね、ゆっくりしてたらのぼせちゃう」
「いいよ、アタシは。のぼせるまでしよう?」
僕が湯あたりしたら……誰がみんなを風呂から上げるのだろう?
「んっ、気持ちいい。あったかかくて、ふわふわして……」
浮力に身体を揺らせながら、ゆっくり上下するユリア。
「ふふふ……ゆっくり楽しめると思う? アタシにこんな事して、ん……ユリア?」
「えっ……」
気がつくと、リリスが意識を取り戻していた。
「アタシの愛液には……強い催淫効果があるんだけど……」
「えっ!? あ……あああっ、そ、そんな……」
「熱いでしょう? おまんこが……風呂の中じゃ余計熱いよね?」
「あんっ! だめ、ヒューイ、止めて……もう、もう……ああっ!!」
「お湯が当たるだけで……イッちゃうんじゃない? ふふっ」
ぴちゃん!
リリスが湯の表面を指ではじく。
その衝撃がお湯を伝わり……
「ああっ!! クリトリスがっ!! だめ、いっ!! い……いっちゃうっ!! ああああああああっ!!」
逃げ場無く、その衝撃波を受けて……すんでの所でこらえていた快楽に耐えられず、ユリアは絶頂してしまう。
「はぁ……まあ、とりあえず……」
「次は、あたし……」
「ちょっと持って」
すると、急に後ろから抱きしめられる。
「え……ファナ?」
「こんなに暴れて、目が覚めないと思った? 次は私、ですよね?」
結局、ヒューイが風呂からあがれたのは、湯あたり寸前。
彼女たちをきっちり三回絶頂させた後だった。

(続く)
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